絵画や彫刻をどう見るか?

レンブラントを見てきた。 美しいものだった。 レンブラントは人間の内面を深く抉ってくる。 絵画や彫刻を見る時、私は無心に見るようにしている。 できるだけ解説も読まない。 自分自身の無の心で作品と向き合った時、心に浮かんでくるものはなにか。 一流の作品に触れれば、二流、三流はすぐわかる。 二流、三流の作品に触れても、一流は見抜けない。 私は言葉を使うのが好きだが、美術作品に触れると、言葉の無い世界で […]

読書術。

読書が好きだ。 しかし、気分が乗らなくてなかなか読めない日もある。 そういう時はいろんな本を1ページか2ページずつ、同時並行で読むようにしている。 今は聖書とブログ入門書を同時並行で読んでいる。 飽きが来なくていい。

人生は仮の住まい?

「人生を導く5つの目的」という本を読んでいる。 聖書に基づいたキリスト教の本だ。 この本によると、人生は仮の住まいであり、死後の世界こそが永遠の家、永遠のふるさとであるらしい。 本当にそうか? 旧約聖書・伝道者の書にはこうある。 「神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠を与えられた。しかし人は、神が行うみわざの始まりから終わりまでを見極めることができない。私は知った。人 […]

満足度のコスパ。

コイン収集が好きだ。 左のコインは明治1円銀貨で12000円で購入。 右のコインはヴィクトリア女王クラウン銀貨で52500円で購入。 しかし、所有の満足度はどちらも同じくらい。 価格が4倍以上違うのに、満足度は同じくらい。 左の1円銀貨の満足度のコスパは高い。 満足度のコスパというものにこだわりたい。 それを得てどれほどの満足度があるか。 また、それを得るためにどれほどの労力、時間、お金がかかるか […]

あの時、一緒に飲めば良かった。

ちょっとした後悔が長く心に残る事がある。 数年前まで私はフリーターであり、大学院の学生だった。 40歳間近の男として、どこか心に惨めさを感じていた。 私は旅行が好きだった。 山奥の廃校を改築した宿舎によく宿泊していた。 秋には紅葉がきれいで、夜中にはよく熊の出る廃校だった。 現地のスタッフとも仲良くなった。 ある時、寝る準備を済ませて廊下を歩いていると、顔見知りの仲の良いスタッフが、歩いてきた。 […]

悩みを解決し、心を軽くする方法。

悩みを解決し、心を軽くする方法には二つある。 1,悩み事を全て紙に書き出す。(パソコンに打ち込む、などでもよい) 2,信頼できる人に悩みを聞いてもらう。 すぐに悩みが解決しなくても、上記1,2を実践すれば、かなり心が軽くなるはずだ。 食べ物やお酒や買い物でストレスや不安を紛らわす、というのは良くない。 スポーツや趣味に打ち込む、というのも、軽いストレス解消にはなるが、深刻な悩みには対処できない。

政治は国民のためのものか?

政治は国民のためのもの。 よく聞く言葉だ。 だが私はこの言葉が嫌いだ。 政治は世界のためのものだ。 まず世界のためのものであって、世界の中に日本がある。 日本の政治が日本の国民のためだけのものなら、日本さえ良ければ良い、という発想になる。 我々は当然、自分自身のため、そして日本のために生きている。 だが同時に世界のため、人類のために生きている。 日本の政治は日本のためのみならず、ウクライナのため、 […]

仕事のコツ

仕事においては、あまり考えずに、目の前の業務を手当たり次第にこなしているのは良くない。 優先順位を常に考える事だ。 具体的には重要性と緊急性の二点に注目する事だ。 まず、緊急かつ重要な事をこなす。 次に緊急な事をこなす。 次に重要な事をこなす。 それ以外の事は一番後回しにする。 全体観に立つ事も大事だ。 自分のその日一日のタスクを押さえるだけでなく、上司や同僚のその日一日のタスクもある程度押さえる […]

人から好かれるのが嫌い。

人から好かれるのが嫌い。 人から信頼されるのが好き。 人から好かれると相手の期待と好意を裏切れないという無駄な責任感を感じさせられる。  相手の好意のために自分の本音さえ我慢しなければならない場面も出てくる。  だから嫌い。  友よ、私を好きになるな。 ただ私を信頼してくれればそれでいい。

自分を信じようとするから自分を信じられない。

宗教を捨て、人間にすがる。 人間は信じるに値しないと気づき、自分にすがる。 やがて自分自身さえ信じきる事ができないのに気づき、ニヒリズムになる。 自分を超えた物を信じる人は、自分自身を信じる事ができるようになる。 自分自身を信じようとする人間は、いつまで経っても自分を信じる事ができない。