他人に対する愛はエネルギーの無駄遣いか?
他人になどできる限りエネルギーを使わず、自分のために全てのエネルギーを使った方がいいのだろうか。
他人のためにエネルギーを使えば、自分のエネルギーも減るし、疲れる。
他人に優しくしても感謝されない場合があるし、つけこんできて利用される場合さえある。
しかしそれでも愛は良いものだ。
他人のために愛を使えば、多くの人は愛を返してくれる。
感謝してくれる。信頼もしてくれる。
他人に愛を注げば、自分自身も愛を注がれるのである。
愛を無視され、あるいは利用される事で、自分自身がより賢くなり、強くなり、成長する事ができる。
もちろん、自己犠牲に走る必要はない。
愛を無視する人間に、自分が疲弊するまで愛を注ぐ必要はない。
愛につけこみ、利用してくる人間には蛇のように賢く対処しなければならない。
また、他人に愛を注ぐことはできても、自分自身の本音や欲望を疎かにしては意味がない。
愛は良いものだ。
他人への愛を大事にしよう。
その上で、思う存分、自分のエゴイズムに徹すればいいのである。