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2022年

墓石屋に思う「労働」

墓石屋の看板を見ていて、ふと思った。 これこそが「労働」というものの原点なのではないか、と。 墓石を世の中に提供し、社会の役に立つ。 まっとうな代金をもらい、自分自身の生活をも成り立たせる。 植物と動物の、酸素と二酸化炭素のやりとりにも似て、そこには他者に対する愛と自己に対する愛が共に成り立っている。 他者を生かし、己も生かす。 これこそが労働の原点なのかもしれない。 だとすれば、最近の行き過ぎた […]

知恵とは何か?

知恵とは現実認識の鋭さとアイディアの豊かさである。 インプットにおいてもアウトプットにおいても優れている事である。 状況を正しく把握し、現実を巧みに処理する知的能力である。 現実認識(インプット)が欠けても、アイディア(アウトプット)が欠けてもいけない。

自信と自己愛

我々が必要とするものは自己に対する自信と他者に対する愛である。 しかし人は往々にして、他者に対する自信と自己に対する愛に執着してしまう。 自分に対する自信と自分に対する愛は違う。 僕は自信に満ちた男になりたいとは思うが、自己愛に満ちた男になりたいとは思わない。 自己愛は自分に対する自信の無さから生まれる。 自己愛の強い人間は自分に対する自信がない。 そして他者に勝り、他者を支配する事に捉われてしま […]

悩み事相談のコツ。

人の悩み事を聞く時には、2段階の順番が大切である。 「感情への対応」をきちんとした上で、ロジカルな「問題解決」への道筋を探らないといけない。 感情への対応を後回しにしたり、感情そのものを置いてけぼりにして問題解決だけを図っても、相手の心は晴れない。 もちろん、感情には対応したが問題解決への道筋を示さないというのも良くない。

愛も勝つ。エゴイズムも勝つ。

愛とはエゴイズムの否定ではない。「あ、今、私はこの人を殺したいくらい憎んでいる」と自己認識できる事は、愛のある生き方への第一歩である。  私の中には野獣と悪魔が住んでいる。私は死ぬまで彼らと共に生きる。しかも彼らが私の愛を破壊する事はできない。 

有能な人。

有能な人には以下のような特徴がある。 自分のその時々の本音がよく見えている。(表面的な欲望ではなく) 長期戦略と哲学を持っている。 大局観に立ち、全体がよく見えている。 常に学んでいる。 他者に対しても自分に対しても愛がある。

3分の1の読書。

読書が好きだ。 3分の1の読書エネルギーを聖書、3分の1を古典、3分の1を新刊本に充てている。 朝起きた時と夜寝る前に少しずつ聖書を読む。 古典は論語、プラトン、シェークスピア、ゲーテ、徒然草など何でも読む。 新刊本は養老孟子も齋藤孝も読むし、ホリエモン、メンタリストDAIGO、ひろゆきも読む。 温故知新を大切にしている。 古典を読まなければ人間の普遍的な価値と知恵がわからない。 新刊本を読まなけ […]

絵画や彫刻をどう見るか?

レンブラントを見てきた。 美しいものだった。 レンブラントは人間の内面を深く抉ってくる。 絵画や彫刻を見る時、私は無心に見るようにしている。 できるだけ解説も読まない。 自分自身の無の心で作品と向き合った時、心に浮かんでくるものはなにか。 一流の作品に触れれば、二流、三流はすぐわかる。 二流、三流の作品に触れても、一流は見抜けない。 私は言葉を使うのが好きだが、美術作品に触れると、言葉の無い世界で […]

読書術。

読書が好きだ。 しかし、気分が乗らなくてなかなか読めない日もある。 そういう時はいろんな本を1ページか2ページずつ、同時並行で読むようにしている。 今は聖書とブログ入門書を同時並行で読んでいる。 飽きが来なくていい。

人生は仮の住まい?

「人生を導く5つの目的」という本を読んでいる。 聖書に基づいたキリスト教の本だ。 この本によると、人生は仮の住まいであり、死後の世界こそが永遠の家、永遠のふるさとであるらしい。 本当にそうか? 旧約聖書・伝道者の書にはこうある。 「神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠を与えられた。しかし人は、神が行うみわざの始まりから終わりまでを見極めることができない。私は知った。人 […]